著者コメント


佐伯夕利子さんプロフィール
1973年、テヘラン生まれ。3歳で帰国後、福岡、台北、東京などを経て、18歳でスペインに渡る。スペイン国立コンプルテンセ大学イスパノコース修了。2003年、ナショナルライセンス(日本でのS級ライセンスに相当)取得。同年末、スペインサッカー史上初のナショナルリーグ女性監督という快挙を、外国人でありながら達成。監督業の他、2002年W杯スペイン代表チームのオフィシャルスタッフも務めるなど、多方面で活躍中。スポーツコンサルティング会社OFFICE25経営。web oficial : JSP
Q. どんな本?
スペインサッカー史上初のナショナルリーグ(日本のJFLに相当)女性監督となった佐伯夕利子さんのこと、ご存知ですか? 実はスペインサッカー界で、Entrenadora Yuriko Saekiといえば、かなり有名な存在なんです。この『情熱とサッカーボールを抱きしめて』は、そんな彼女の、これまでの軌跡を紹介する本です。
Q. 佐伯夕利子さんって、どんなひと?
履歴書風に説明すると、「1973年にテヘランで生まれ、その後、日本と台湾で育ち、18歳でスペインに来て、サッカーの本場スペインで指導者としての勉強を始め、ついには外国人ながら百余年の歴史を誇るナショナルリーグ史上初の女性監督という快挙を達成。また2002年ワールドカップではスペイン代表チームのオフィシャルスタッフとして帯同するなど、今後の活躍が大いに期待される日本人監督」となりますが、ひとことで言うと、とにかく人間として、とーっても素敵で魅力的な女性です。ずんずん力強く自分の道を拓いて歩く、頼もしい第二次ベビーブーマーです。その素晴らしい笑顔は、上の写真の通り。
Q. なんで湯川カナが書いたの?
私が佐伯さんに初めて会ったのは、某誌のインタビューで。その時、彼女のとにかく明るく強く、そしてその「照り返し」で周囲までなんだか元気にさせてしまうキャラクターに、いっぺんにファンになってしまいました。「彼女の本を書きたい!」と胸を焦がしていたところ、なんと翌週、「湯川カナさんに佐伯夕利子さん本の執筆をお願いしたく」という、奇跡のオファーが。こうして、この本は動き出しました。
たまたまなのだけど、佐伯さんと私には、たくさんの共通点があります。両親がともに九州なこと、誕生日がたったの1ヶ月違いの同級生なこと、同じ私大の付属高校(彼女は東京の、私は長崎の、だけど)出身なこと、そしていまはともにマドリードに住んでいること……。そんな私に「しか」書けないことは、なかったかもしれないけれど、でも私「だから」書けたかもしれないことは、あったのではないかと思っています。
Q. 本の効能とか、あるの?
元気になります、たぶん。元気にやりたいひとは、とくに。
2005.5

