スペインで「マドリー」といえば、ここマドリード自治州かReal Madrid(レアル・マドリー)のこと。『カナ式マドリ』と銘打つ以上、この「マドリー」のことも紹介せなあかんわね。と、鼻息も猛々しく。
マドリには、サッカーチームが3つ、ある。人気に反して弱くて弱くて、ついに今年は2部リーグに落ちてしまったアトレティコ。まぁ阪神みたいなもんやわな。そんでもって、小さく貧しいスタジアム(第6話参照)と年間ユニフォーム支給総数5枚という事実が物語る下町市民チーム、ラジョ。まぁ広島みたいなもんじゃけんのう。そして、もうすぐ創業100年、押しも押されもせぬ世界屈指の名門クラブチームが、レアル・マドリー。巨人、になっちまうかね、やっぱり。
スペインのサッカーチームは、もちろんスペイン・リーグを軸に活動するんだけど。そんな欧州各国のリーグでの上位チームだけが進める、その名も「チャンピオンズ・リーグ」っちゅうのがあんのね。ヨーロッパでいちばん強いクラブチームを決めよう!ってこと。そこで昨シーズン、史上最多8度目の優勝を飾ったのが、レアル・マドリー。
だもんで今、東京に行ってるのだ、彼ら。世界一、を決めるために。それが今月28日に行われる、インターコンチネンタル・カップ(トヨタ・カップ)。こっちでは連日テレビで、なんかわけわからんけどオリエンタル・ムード満点のオブジェをバックに、「はい、こちらトキオでーす」なんてレポートやってるんだぜ。
あちきも。悔しっいっけれど、マドリーに夢中。どこに惚れたかっちゅうと、でも↑こんなデータや巨人っぽいチーム体質なんかじゃなく、選手なんだよなぁ。ほら、「ナベツネ憎んで、長嶋(松井)憎まず」、って言うでしょ。だから今回は「サッカーファン歴極浅 ・ 男前大好き ・ 侠気もっと好き」のカナ式、レアル・マドリーの愛で方。
◆ ロベルト・カルロス / DF(左)・ブラジル出身・背番号3 ◆
その運動量、人間一。4人くらい同時にプレイしてるかサブリミナル効果だろう、と思うくらい、しょっちゅう画面に映っている。圧巻は、引力を振り切って地面から這い上がってくるFK(第28話参照)。その快感、新庄や田淵のHRを凌ぐ、かも。
身長168cmと小柄で、褐色の肌がつるつる頭も覆っている。「〜坊主」というニックネームを冠するにこれ以上ふさわしい人もいないだろう。また表情が素晴らしい。血を凍らせるような熱いシュートを放った後に、顔の半分を口にして「ダハッ」と笑うんだもんなぁ。
◆ ルイス・フィーゴ / MF(右)・ポルトガル出身・背番号10 ◆
男はタフでなければ、生きて行けない。どれだけアタリが強くても、彼奴にはぜんぜん響かない。圧倒的なドリブルで中央から突破するかと思いきや、「そこに頭さえあれば入る」というほど素晴らしい最終パスを出す。華麗、だよ。去季まで所属した宿敵・FCバルセロナから、総額61億円とも言われる史上最高額で移籍。
あたしゃフィーゴに、007の主役をやって欲しいねぇ。とにかくフェロモン。しかも中年の。撫でつけた黒髪はテラテラ光り、眉は不遜にしなり、頬に浮かべるのはニヒルな笑みと来たもんだ。顔がやたらとでかいけど、それも中年の魅力。ユニフォームの下が白いランニングシャツだったりするけど、それも中年のフェロモン。これでキムタクと同じ歳とは……。現在、世界一の男前(カナ式)。
◆ ラウル / FW・スペイン出身・背番号7 ◆
ザ・スペイン。出身地はここマドリーで、レアル・マドリーの生え抜きの選手で、現在スペイン代表FW。スペイン・サッカーの顔、というべき存在。一昨年は得点王だったしぃ。ここいちばん、にはちょっと弱いような気がせんでもないが、そこがまたスペイン的といえばスペイン的なんだな。
自信満々、じゃないんだな。男前というより、まだ美青年。失敗プレイの後はこっちが切なくなるような表情するし、ゴールを決めても浮かべるのは照れ笑い。はにかみ屋さん。おねえさんたちには、たまりません。ゴキュ。
この3人が、私の思うところの主力選手。でも他にもおもろい選手がいてるから、一言ずつ書くと。
・イエロ (DF・4) : ボス猿。でかいぞ怒ると怖いぞウッホッホ。
・カシージャス(GK・25) : 世間を知らない澄んだ瞳とその寝癖。まだ19歳。
・イバン・カンポ(DF・12) : 小汚い、否、大汚い。とんでもない駄プレイ多し。
・マクマナマン(MF・8) : ちょっと身体の硬いイギリスの貴公子。
・グティ(MF・14) : どーうも、まじめにやってる気がしないんだよなぁ。
・モリエンテス(FW・9) : ひらめちゃん。『じゃりんこチエ』、の。
・エルゲラ(MF・6) : ユリ・ゲラー。
以上、マドリーを愛づるカナ式、っした。
こんなんで、ごめーんね。