スペイン内戦

歴史

1936年7月17日、フランコ将軍率いる軍隊が、スペイン領モロッコでクーデターを図って反乱を起こした。これが3年近くも続いた内戦のはじまりとなる。スペイン国内は、人民戦線国民戦線に分かれ、激しい戦いを繰り広げた。



 人民戦線を形成していたのは、共和主義者、自由主義者、左翼勢力の社会主義者、共産主義者(スターリニスト、トロツキスト)、アナーキスト。また、反ファシズムの知識人たちが国境を越えて集結、国際義勇兵を結成して力を合わせた。ジョージ・オーウェルヘミングウェイなどもここに名を連ねている。

一方、国民戦線を支持していたのは軍部、教会、大地主、右翼ファシストのファランヘ党。それに、ヒットラー率いるドイツと、ムッソリーニ率いるイタリア。もう気づいたであろうか。第2次世界大戦の縮図となっているのである。


 この年にパリで開催される万国博覧会で、ピカソは、スペイン館の壁画を描くことになっていた。ゲルニカ空爆の知らせを聞いて、彼は筆をとる。こうして7月12日、オープンしたスペイン館の壁に、縦3.5m、横7.82mの巨大な作品『ゲルニカ”』が掲げられた。

万国博覧会が終了した後、『ゲルニカ』はスペインからの亡命者を救援する資金を集めるために世界各国を旅する。スペインに戻ってきたのは1981年。現在は、ソフィア王妃芸術センターに展示されている。傷みがひどいため、国外持ち出し厳禁とされているという。



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