コンスエグラ / CONSUEGRA


【歴史】

 ドン・キホーテの故郷であるラ・マンチャ地方の、本で描かれた中世の光景がそのまま残る風車の町のひとつ。スペインの特産品サフランの主要生産地でもある。


 周囲からはローマ時代以前の遺物が発掘されているという。現在は、丘の上の城塞と、整然と並んだ風車が見下ろす町に、約1万の住民が暮らす小さな町。ただしこのコンスエグラを中心とするラ・マンチャ地方は、世界の総生産量の約7割に達するほどサフランを栽培している名産地で、毎年10月末には一面が黄色い絨毯になったかのように花が咲き誇るなか、サフラン祭りが行われる。




【観光】

 城塞と、風車のうちいくつかが一般公開されている。

 城塞は12〜14世紀にかけて建てられたもので、牢として使われていた部屋などにも入ることができる。11基ある風車にはそれぞれ名前が付けられており、「サンチョ」の内部には16世紀に粉挽き用に使われていた設備がほぼそのままで残っている。




【名物料理】

 ラ・マンチャは、大地の味がする赤ワインとチーズの名産地。。


 ラ・マンチャといえばすぐに思いつくのが、羊乳をじっくり熟成させたハードタイプのチーズ、D.O.Queso Manchego「ケソ・マンチェゴ」(マンチェゴ・チーズ)。マンチェゴ種の羊乳の使用など厳しい原産地呼称認定の基準を満たしているものには、パッケージにドン・キホーテ主従と羊の群れをデザインしたマークあるいはシールがついている。

 このチーズに合うのが、地元D.O.Valdepen~as「バルデペニャス」や、D.O.La Mancha「ラ・マンチャ」の、誤解を恐れずに表現すると一般的にあまり垢抜けない味わいの、赤ワイン。チーズとともに、大地や男の汗や、そういう野趣溢れる風味。

 名産のAzafran「アサフラン」(サフラン)は、スペインを代表する料理のパエージャに欠かせないほか、アサリやカタツムリを煮たり、ハチミツと混ぜて肉に味付けしたり、魚のマリネに入れたりと、様々なレシピに登場する。


ケソ・マンチェゴの認定シール

スペイン情報のトップへ