マジョルカ島から
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ch.11  <<島の東側にあるポルト・ペトロ>>


[ 12.May.2005 ]

 vol.11 1部残留?2部降格?


 5月1日の対エスパニョール戦までは、新聞も雑誌も「2部、2部、だから2部って言ってんだろ」って調子の報道だったのに、その時点でリーガ4位のエスパニョールに勝ったものだから、掌を返したように、「1部! 1部? これは行けるぞ!」モードに突入。マスコミってこんなもんなんだなぁと思いながらも、一部残留の可能性が少しでも出てきたのは、やっぱり嬉しかった。

 対エスパニョール戦をスタジアムで観戦したのだが、圧倒的にマジョルカの方がゴールのチャンスが多く、久しぶりに見ていて面白い試合だった。帰りに駐車場で「ア・ラ・セグンダ(2部落ち)!」と歌うエスパニョールファンに対して、「でもお前らはマジョルカに負けたじゃないか」と言い返して嬉しそうにしているオヤジ。ラジオで流れていた試合後のクラブ関係者へのインタビューの締めくくりは、「アディオス、ビスカ・エル・マジョルカ!(さようなら、マジョルカ万歳)」なんか、本当にみんな万歳〜!って気分だった。

 でもでも、マジョルカファンの前に、大久保ファンである私にとっては、おーい、クーペル!なのだ。後半に入ってからアップし始めたので、早く出せ〜!と思っていたのに、結局は大久保ではなくコレア投入。サッカーのわからない私でも、コレアはダメだというのはわかるんだから、クーペル監督が何を考えているのか、大きな謎である。


 大久保選手は、ここのところほとんど出番がない。4月24日の対ヌマンシア戦(2−1でマジョルカ勝利)もずっとベンチだったし、4月17日の対バレンシア戦(0−0)では後半42分(!)から、4月10日の対サラゴサ戦は後半開始から出場。


 でもって、随分前置きが長くなってしまったが、今終わったばかりの、1部残留の決め手となる対オサスナ戦は、またまた終了間近で投入された。もっと早く出せ、クーペル! 今日はラジオ観戦(?)だったのだが、「オークボ、オークボ! ゴーーール!」って大声がしたんで、我が家はみんな飛び上がって喜んだ。しかし、解説者はすぐに「ゴールじゃなかった」って。「半分しか入ってない」なんてコメントもあって、はぁ〜っ?となった。試合は結局同点で終わり、マジョルカの1部残留にはまた暗雲立ち込めている。

 それにしても、もっと早く出してもらっていたら、もっとチャンスもあっただろうに、と思うと、もうクーペルに腹が立って仕方がない。気分転換に犬の散歩に出て、少し気分が落ち着いたのだけど、夜のニュースで大久保の「ゴールでは? シュート」の映像を見て、またまたムカーッ。カメラの角度のせいかもしれないけど、入ってるように見えるんだよね。実際、大久保選手自身もゴールが入ったと思って、喜んでシャツを脱いでいる。しかし悲しいかな、ゴールとは見なされなかった。審判にも腹が立ったけど、クーペルの会見を見て、またさらにムカッ。「ゴールだったかどうか、私にはなんとも言えない」って。確かにそうなのかもしれないけど、マジョルカにとってこの試合はとても大事な試合だったのに、なんでそんなにクールにしていられるかな。

 サッカーのニュースを探してザッピングしまくっていた我が家では、怒りすぎて疲れてしまい、「もうサッカーのニュースは見たくない」状態になってしまった。私たちがこんなにイライラしてるなら、大久保選手は一体どんな気持ちだろ。「あれはゴールだっただろ」と思うか、それとも「もう少し強くキックしてれば良かった」と思うか、どちらにしても気持ちがおさまらないんじゃないかなぁ。

 プロの選手はそういうものじゃないのかもしれないけど、少なくとも我が家では、しばらく尾を引きそうな今日のシュートなのだ。




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