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ch.24 <<市場で買ってきたひよこ君>>
[ 17.Feb.2006 ]
Vol.24 バレンタインデーにお別れ
2月15日の地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』の一面、新監督就任の写真入りトップ記事の横に、少し小さな字で『バレンタインデーに離婚』との見出し。そうなのだ、クーペル監督が辞めてしまった。新聞を開いてスポーツ欄に目をやると、クーペル監督の「チームの活力を変える必要があった」という言葉、グランデ会長の「友人が、アイドルが、行ってしまう」という言葉、コルテス選手の「予期していなかった」という言葉などが見出しになっている。
成績不振を理由にマジョルカを去ったクーペル監督は、辞任であって解任ではない。「裏口から出て行くような監督ではない、凛々しく去っていった」と書くコラムニストがいると思えば、意見欄には、沈みつつあるマジョルカ号から、船長が最初に逃げていくというマンガもあり。
クーペル監督が前季10節に就任してからのリーグ順位グラフが、主な出来事の写真と一緒に掲載されている。それを眺めながら、前季はホントに大変だったなぁと改めて思う。最後の2試合になるまで、ずーーーっと降格圏内で、グラフの線がほとんど平らだもんね。今季は前季に比べると、線はギザギザだけど、22節から最下位。ちなみに、主な出来事には、我らが大久保選手の写真もちゃんと入っており、「オークボ、1ゴールでデビュー」とある。
2月12日のヘタフェ戦では、先取点を決めていながら、同点に追いつかれて引き分け。クーペル監督は、ヘタフェ戦で勝てなかったら辞任するつもりだったという。ホームでの試合で、マジョルカファンが白いハンカチを振って不満を示した、最悪の試合が最後になってしまったのは残念だ。
後任は以前にもマジョルカの采配をとり、国王杯獲得へ導いたグレゴリオ・マンサーノ氏。次節は現在18位のマラガが相手。クーペル辞任ショックを吹き飛ばすような試合をしてほしい。それから、マンサーノ監督と大久保選手の相性が良くありますように(これ、すっごい大事)!