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マジョルカ島から ベンビングッツ! |
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マジョルカ・チャンネル
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ch.6 <<ベルベル城から眺めるパルマ湾>>
[ 29.Ene.2005 ]
vol.6 大久保選手の負傷
温暖な気候のはずのマジョルカ島。ところが、大寒波襲来で、冷え切ってるのなんのって。平野部に雪が降ることって、ほとんどないのだが、降った降った、積もった積もった。なんでも20年来の大雪だそうだ。そんな中でも、マジョルカ・チームは屋外で練習。見ているだけで凍えそうなニュース映像の中、大久保選手がボールを追っていた。
ちぃとばかし更新を怠っている間に、いろんな事があった。まずはデビュー戦で受けた傷。日本でも報道されただろうけど、デビュー戦開始直後にデポルティボのセサル選手から受けた傷、実は結構重傷だった。新聞によれば、当初は外傷の他に、打撲による内出血があるだけとされていたけれど、後になって、膝のお皿が少しばかり欠けているのがわかった。1月16日の対ベティス戦には出られなかったし、練習復帰にも結構時間がかかったのだけど、この負傷のおかげで大久保選手の評価はぐーんと上がったのだ。
『ラスト・サムライ』
地元ウルティマ・オラ紙の見出しだ。重傷を負いながら、90分間プレーし続け大活躍した大久保選手の姿が、スペイン人が抱くサムライのイメージにぴったりそのまんまだったのだろう。ちょっと格好良すぎ〜、と思わせられるほどの新聞での扱いだった。しかし、いいじゃないか。褒めてもらってるんだもん。新聞を読みながら、胸がすく思い。スペインで生活していると、中国人と間違えられることがよくあるのだけど、「違うわよ、日本人よ。オークボと同じ日本人よ」と言って歩きたくなった、妙な私であった。
さて、これだけ絶賛されてくると、今度は『銀河系軍団』相手に活躍する大久保選手を見たくなるよねぇ。しかし、新聞を読んでみると、「オークボ出場無理かも」やら「マドリードの医者はプレーできると太鼓判を押した」だの、「90分は無理だけど、ちょっとは出るだろう」「でも最終的に決めるのはクーペル監督だし」「最後の最後まで、出場するかどうかはわからない」などなど。「で、どうなのよ、実のところ!」と新聞にパンチを食らわせたくなるような状態。
1月23日の対レアル・マドリード戦は、有料チャンネルのカナル・プルスで実況中継。加入していない我が家は、ラジオを聞くしかないかと思っていたのだが、スクランブルがかかる前のカナル・プルスを見ていたら、おーっ!大久保選手、ベンチ入りしているではないか。まず、その時点でひとしきり拍手。というのも、通常18人の遠征メンバーのところ、クーペル監督は19人をマドリード入りさせていて、ベンチ入りできない1人は誰か、とても気になっていたからだ。「オークボはマドリードの医者の診察を受けるために、遠征メンバーに同行」って書いていた新聞もあったので、かなり心配していた。ベンチ入りを確認して喜んだのもつかの間、試合が始まり、中継放送にスクランブルがかかった。
しかし、根性で見れば、スクランブルもなんのその(ごめんよ、カナル・プルス)。ラジオ放送も合わせて聞いて、試合の様子が結構わかった(気がする)。後半になって大久保選手が試合に出た時には、またまたひとしきり拍手喝采。その直後にチームメートのユリアーノが退場となったこともあり、残念ながら、対マドリード戦では、大久保選手の活躍は見られなかった。だけど、ザシザシ画像に見入っている自分たちにふと気づいて、笑えるけど、なんだかとても嬉しい気持ちになった。サッカーには全然興味なかったんだけどなぁ。
「今度はソン・モッシュに観戦に行くか」あらあら、サッカー嫌いのダンナが言ってるよ。いやはや、大久保選手には、我が家の心、がっしり掴まれてしまったなぁ。ありがとう。楽しませてもらってるよ!